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夏の集い

 
 ひなぎく幼稚園の『夏の集い』が始まったのはいつの頃でしょうか。このひばりが丘の地に園が移ってきた時には既に『夕涼み会』という名称で行なわれていたということですから、50年以上続いてきた行事です。

1学期の保育が終わり夏休みに入る頃、日本の夏の風物詩でもある盆踊りやお祭りなどの要素を取り入れて、子どもたちが楽しめるように当時の先生達が考えて行われ続けてきました。名称は『夕涼み会』から『夏の集い』に変わったものの、今でもその形を残しつつ、その内容は、時々の子どもたちの興味に合わせて先生達が創意工夫を重ねて今に至っています。

私も自分の子どもたちをこの園に通わせた保護者のひとりでもありますから、親の立場でも『夏の集い』を楽しませてもらいました。年少組の時はお家の人と一緒にお店回りを楽しんだこと、年中組になってからは先生と一緒に楽しむので、親はお迎えの時に、夕方の涼風の立つ園庭で踊る子どもたちの姿を見ることができ、楽しい時間を満喫したであろうことが察せられたことを思い出します。

名称や開催される時間など多少の変化はあったものの、長い間『夏の集い』は子どもたちが主体の行事であることは変わりませんでした。けれど、今年から『夏の集い』は、形は継承しつつ、参加の形を大きく変えることとなりました。これまで参加するのはあくまでも在園の子どもたちだけというものから、お家の方(お父さんやお母さん、兄弟も)も参加可能の『家族で楽しめる夏の集い』としたのです。

ここ数年私たちは、子どもたちだけではなく、家族みんなで楽しめる行事をと心がけてきました。親子で楽しむことを存分に経験してほしい。そんな願いから『夏の集い』を家族で楽しめ、また、地域の未就園のお子さんとそのご家族のかたも参加することができる会にしようと計画しました。
初めての試みでしたが、この新しい『夏の集い』は成功したといえるでしょう。在園の子どもたちはもちろん、卒園したお兄さんお姉さんたち、小さな弟妹さんたちが本当に嬉しそうにお店回りを楽しんでいる姿があちらこちらに見られました。小学生たちはお約束でもしていたのでしょうね。懐かしい園内を久しぶりに会った友だちと一緒に回っていました。

こうして『夏の集い』は、保育の中で子どもたちと先生達が考え、作り、重ねてきたものを、家族で、また地域の方とも一緒になって、共有しながら楽しむものへと変化しました。ひなぎく幼稚園の新しい『夏の集い』の形が、子どもたちだけではなくそのご家族や、周辺の小さなお子さんがいらっしゃるご家庭の『心待ちにする行事』となっていくことを祈っています。

(加藤 記)