2020年8月の保育
2020.09.01<心が満たされる>
さあ、2学期です。猛暑とコロナ禍の中ですが、元気に始めたいと思います。8月20日現在、本園の関係者に新型コロナウィルスの感染者、及び濃厚接触者の指定を受けた人はいません。熱中症の報告もなく、この状況の中で全く幸いなことだと思います。今学期も、猛暑対策とコロナウィルス感染予防に取り組み、幼稚園の運営を行います。
さて、今年度のキリスト教保育の目標は「心が満たされる」です。本園で幼児期にこそ育てたいのは「目には見えない力」です。今、楽しいか?夢中になっているか?心が動いているか=幼稚園で子ども達の心がどう満たされているか?という視点を大切に、教師達は関わります。行事も同じです。お見せするためや出来栄えではなく、「子ども達の心が満たされるために」開催したいと考えます。新型コロナウィルスの感染防止のための制約が多い今学期ですが、「できない」と終わらせてしまうのではなく、できることを考えたいと思います。まず8月の保育に今までにない特別感を出し、そのために父母会費の一部も充当させて頂きます。運動会も例年のような開催は難しいと思いますが、子ども達の心が満たされる内容を考えてまいります。
そして9月のキーワードは「友達とともに」です。久しぶりの再会を喜ぶ笑顔に
*平和を友達と共に祈り
*友達と一緒に遊び、楽しさや難しさを体験し、
*自分の思いや経験を友達に伝え合い、イメージを共有しながら共に遊ぶことを喜ぶ
毎日にしていきましょう。保護者のみなさんと共に!(園長記)
まだ夏の暑さが残る8月末、<夏のお楽しみの日>を過ごしました。
今年の年少組は、恐竜が大好き。恐竜は卵から生まれることも研究済みです。そこでこの日は、恐竜の卵を探しに行くことにしました。
恐竜の巣、発見!!
ところが入り口には翼を広げたプテラノドンが!!
やっとの思いで卵をゲットしたものの、今度はプテラノドンに話しかけられ、卵が見つからないように背中に隠してます。プテラノドンに託された卵をお家で大切に育て、一緒に寝た人もいたようです。
石鹸を細かくするには?試行錯誤の結果、鬼おろしが一番!ということに気づいた年中組さん、泡だらけになって遊びました。しっかり混ぜるとクリームのよう、少し絵の具を入れると、ピンクに紫に・・・
あわあわでかき氷屋さんを開きました。「何味がいいですか?」とお店屋さんになる人、縁の下の力持ちの洗い物係、職人のように泡を作る人。役割分担をして大忙しです。
ヨーヨー屋さん、忍者屋敷も開いて、そして自分たちも楽しみました。
「いらっしゃいませ」「忍者屋敷です」呼び込みの声が響きます。
お店屋さんもお客さんも真剣!
「私、袋持っているよ」「僕の袋に入れて」
浴衣や甚平で登園した年長組は、ミッションの地図を持って夏祭りへ出発しました。ヨーヨー釣り、射的。そして、幼稚園中を探しまわって、目的の先生から出されるミッションにも答えなければなりません。
ミッションをクリアして宝の場所に辿り着きましたが、そう簡単には取れません。「紐を引っ張れば落ちてくるんじゃない?」「机に登ったら届くかな?」「ハサミで切ってみよう」下から指示を出したり、荷物を持ったり、友達と相談しながら、役割分担している姿がありました。
浴衣でダンス!
例年の、ご家庭の方と一緒の<夏の集い>はお休みでしたが、今年ならではの楽しい特別な一日を過ごしました。