この季節、砂場は大人気の場所になります。穴を掘って水路を作り、そこに人工水路(とい)を渡し、設計図通りの運河を作っていきます。そして、その遊びがひと段落すると、今度は「先生。裸足になっていい?」と声が上がり、「どうぞ~」の返事に、一斉に子どもたちは裸足で水路にざぶざぶと入ります。様々に感じ方が違う砂の様子を、五感を使って楽しむ子どもたちです。

年長組は《母の日》のプレゼントとしてハンカチを染めました。長いステイホームの日々に、幼稚園から動画で「ハンカチのゴムかけ(絞り染めため)を練習してね!」という宿題を出しました。みんな、きちんとお家で取り組んだようです。いよいよ、ハンカチにゴムかけをしようとなると、みんなするすると器用にやってみせてくれました。

年中組では和紙で作った八百屋さんが大盛況でした。人参や大根、ナス、トマト(これは年中組の菜園で育てていて、みんなが収穫を楽しみにしています)などを数日かけて作りました。いよいよ、八百屋のお店が開店!レジ係も、呼び込みもいます。なかなか楽しいお店ごっこが繰り広げられました。

園庭の《どんぐりの木》《枇杷の木》の枝がずいぶん伸びていたので、枝打ちをしました。その枝を利用して、園庭に木のお家がたくさん出現しました。
《ジャングルハウス》の出来上がりです。その涼し気なお家でみんなで、ケーキパーティーをしていましたよ。

園庭で年少組さんが《傘》をさしてお散歩していました。ストローの柄と、色画用紙に自分で模様を描いて作った手作りの《傘》を、とっても大事にして遊んでいました。『やってみたい』を思いっきり楽しんでいる年少組です。

「園長先生!それ何ですか?」園庭のテラスに置かれた鍋。その周りに集まってきた年長さんたちが、興味津々でのぞき込みます。「これはね。赤しそよ。これからくつくつ煮て、赤しそのジュースを作るのよ。」と説明がありました。「えー!飲んでみたい!」「どうぞ。待っていてくださいね。」
園庭の片付けを済ませた人からコップを持って並びます。「おいしい!もっと!」とおかわりの長蛇の列。ほのかに温かいきれいな紫色をしたジュースをそれはそれは美味しそうに飲み干す年長さんたちでした。

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