お泊り保育part２

夕食は自分たちが野菜切りをした《カレーライス》です。普段の給食とちがうところは、なんといっても窓の外が薄暗くなってきていること。それに気づいた人たちがぽつりと「ほんとうに、おとまりするんだね。」と話していました。

食事の後は、子どもたちが楽しみにしていたキャンプファイヤーです。あいにくの雨空でホールで行いましたが、子どもたちは大喜び。お手製のランタンに灯りをともして、園内のくらやみ探検も満喫しました。

ひなぎく幼稚園のお泊まりでは初めての、近所のスポーツクラブのお風呂をお借りして、みんなで「あ～ごくらくごくらく～」とても涼しい夜でしたので、身体の芯までほっかほか。ぽわんといい気分です！

いよいよお休みなさいの時刻がせまってきました。届いたお布団を自分たちで二階に運び、さあ！ふとん敷きの儀式の始まりです。大きな布団も敷布も以心伝心！どんどん敷いていく様子は、さすが年長組です！

「おはよ～。」「あれ？おきないよ～。」カーテンを開けてあさの光がさして明るくなっても、ぐっすり眠っている友だちの寝顔をのぞき込んでいます。

前の晩、ほぼ全員が午後10時過ぎには就寝。いい夢をみたのかしら～。

朝ごはんもモリモリ食べて、元気いっぱいな子どもたち。「もうすぐお母さんに会えるね。」「もっととまりたいね！」と会話も弾みます。

食後のお腹休めの遊びは、ごほうびの《しゃぼんだま》。虹色のシャボンの泡に歓声を上げる子どもたちに満面の笑みがひろがります。不安や期待の入り混じるお泊りまでの日々そして、お泊り本番も、よく頑張りました。先生のはなしをよく聞いて、友だちの様子をよく見て、自分はどうしたらいいのかを考えて行動する2日間でした。閉会の礼拝にはお家の方も来て下さって、お泊りの報告と、なによりもお泊りをやり通して自信にあふれた子どもたちの笑顔をお見せ出来ました。