ひなぎく幼稚園では3年ぶりに年長組のお泊り保育を行います。今年のお泊りは、絵本『あまがえるりょこうしゃ』(福音館書店)がテーマ!今までの年長組がどのように幼稚園に泊まり、仲間と教師と過ごしてきたのか説明を受けた子どもたち。その後…教師扮するかえる社長・副社長が登場し、年長組みんなで旅行(お泊りに)に行こうと提案しました。様々なオプションがあることを聞き、楽しみ!という気持ちの人もいれば、ちょっぴり不安げな表情の人も。色々な気持ちを持つ子どもたちに寄り添いつつ、お泊りまでの日々を丁寧に過ごしていきます。

かえる社長、副社長から旅行で使うカメラの材料やパスポートが届きました。パスポートには自分の名前をしっかり書いて、旅行に持っていく準備をしています。

なにやら黙々と手紙を書いている子どもたち。教師たちの提案で、かえる社長たちに旅行でどんなことをしたいのか、どこに行きたいのか手紙で送ることにしました。

あまがえるりょこうしゃからの提案の一つに、紙飛行機コンテスト参加のオプションツアーがありました。そこで子どもたちはよく飛ぶ折り方で紙飛行機を折り、飛ばしてみることに。これがよく飛ぶこと!旅行の日にどのくらい飛ばせるか、みんなで練習に励みます。

お泊り保育は特別な出来事です。でも、子どもたちは日々の《普通の生活》の中で、不安を楽しみに変えながら、お泊りへの思いをを乗り越えていきます。さあ、どんな《おとまり》となるのでしょうか。